UTTACセミナー 6月16日(金)14時から

印刷用ページ印刷用ページ

応用加速器部門利用者各位

下記の要領で、UTTACセミナーを開催致します。
皆様、是非、お集まりください。

------------------------
UTTACセミナー
6月16日(金) 14時から
場所 制御室(人数が多い場合はC305室)

弘前大学大学院理工学研究科 堀内 一穂 氏
「ドームふじアイスコアの10Be分析による古宇宙線強度変動の解明」

2007年の1月までに,南極地域観測隊の手により,3035.22m長の第二期ドームふじアイスコアが掘削された.
このコアは過去72万年間の地球環境の変遷を連続的に記録していると期待されており(Motoyama, 2007),これを対象にした宇宙線生成核種(10Beと26Al及び36Cl)の研究プロジェクトが実行されている.
ドームふじアイスコアから得られた過去千年間の10Be変動は,黒点数やオーロラの観測記録および年輪中の14Cから推定されている太陽活動変動と良く一致した変動を示した(Horiuchi et al., 2008).
アイスコアに含まれる様々な古気候プロキシとの比較により,今後こうした太陽活動変動(もしくは宇宙線強度変動)と気候との関係が詳細に検証されることが期待できる.
本発表では,このプロジェクトにより明らかにされつつあるドームふじアイスコア中の宇宙線生成核種の分布とその意義,及び今後の研究の展望について紹介する.

担当:笹(応用加速器部門)
------------------------