筑波大学静電加速器施設UTTACの外部利用

UTTACでは、文科省委託事業(2007〜2008年度)および補助事業(2009〜2015年度)により、静電加速器施設の外部利用を促進してきました。2016年度からは、UTTACの自主的な外部利用制度として、日本国内の企業、他大学、公的研究機関に所属する研究者への利用サービスを開始しました。

The UTTAC accelerator facility is open not for international use, but for domestic use only. UTTAC accepts research proposals only from Japanese research institutions or Japanese industries. Also, research proposals under international collaborations between Japan and other countries are acceptable as domestic use of the research member(s) working in Japan.

UTTACで利用可能なリソース
(1) 3台のイオン加速器から得られる多種の高エネルギーイオンビーム。
(2) イオンビームに関する技術と知識に基づく高感度物質・材料分析、微細加工、照射試験、地球環境研究等の実験設備。
(3) 放射性同位元素およびそれを利用する物理計測法、特に陽電子消滅法とメスバウアー分光分析。

利用の手順
(1) まずメール等でご連絡ください。連絡先
(2) 担当者が実験内容について相談させていただきます。
(3) その後、担当者の助言にしたがって利用課題申請書をご提出ください。
(4) 共用運営委員会による課題審査を実施します。
(5) 課題承認の後に施設利用手続きを経て、担当者の支援の下で実験が可能になります。なお、課題の有効期間は原則2年間です。

利用形態
利用形態として、成果を公表する成果公開利用 と成果を公表しない成果占有利用があり、利用料金が異なります。 このほか、利用料金が免除される利用形態として、産業課題あるいは産学連携課題を対象とするトライアル利用があります。いずれの利用形態においても、外部利用者は施設側の技術支援により自ら実験を行うこととします(委託分析・委託実験は原則として受け入れていません)。

利用料金、利用上の規則など
外部利用の利用料金表、利用上の規則、秘密保持、知的財産権の管理などが施設利用細則に定められています。特に産業利用を念頭に、成果占有利用では実験内容や成果のみならず企業名や実験課題名もご希望により非公開としています。

成果の進捗報告
成果公開利用とトライアル利用では、実験課題の進捗状況をAnnual Report(UTTAC年報)(英文、ただし産業課題と産学連携課題は和文可)で年一回報告していただきます。これは利用・活動状況を公開することで当施設の有用性を学内外に知ってもらうためです。ご協力をお願い致します。

その他
加速器質量分析等において試料処理をUTTACで行う場合には、これに要する消耗品の持ち込み、あるいは相当分の経費負担をお願いします。

以上の詳細につきましてはパンフレットをご覧ください。